AD常吉ワームは「フィネスなフワ釣り※1」をコンセプトに開発しました。繊細なテールと、4インチという標準的な長さに対して、ややファットなボディを併せ持つフワ釣り対応ストレートワームです。
【リブ】
AD常吉ワームの前絞後拡円錐型リブの形状は、水噛みという点で以前から考え抜いていた形であり、開発当初から重視していました。
リブの効能としては大きく2点あり、一つめはワームのシルエットを大きく見せながら、動きに影響する“芯”
の部分を細くすることで曲がりに対する自由度が高く、しなやかに動かす事ができるという点。もう一つは特に重要な表面積が大きくなるという点です。これは、より多くの水との触れ抵抗となり、水をより多く動かしている事(波動の大小ではなく量的に)になります。単に水を噛むという要素だけで考えれば、今とは逆のリブ形状の方が効率が良いのですが、自然界に存在し難い形状になる為、現在のデザインを採用しました。
さらに、太い部分には大きなリブ、細い部分には小さなリブといったようにそれぞれにあわせて全てのリブの高さと角度を設計しており、テールエンドに至るまでこの法則でデザインされてます。これも全体のボディラインとリブとのバランスを崩さないよう配慮した結果です。
AD常吉ワームのリブはベースとなるボディラインを基に、同比率のリブ幅を設定してあります。
【テール】 常吉ワームがロッドアクションでリニアにボディをくねらせて誘うのに対し、AD常吉ワームはボディの張りで水流を動かしてアピールするのが特徴です。 |
例えば冬の琵琶湖の港。大小さまざまなバスが越冬の為に集まってきます。しかしハイレベルアングラーによるプレッシャーで、それらのバスを振り向かせることは容易ではありません。ただし、ほんの少しの変化(アクションやシルエット)で釣ることは可能です。
このワームもそのような繊細な感覚で生まれたスーパーシシィベイトなのです。
同じシルエットで、異なった形状のテールによる微妙な違いを重要視しています。
イーピン・リャンピン共に3インチの極細ボディ、AD常吉ワーム4インチゆずりの鋭角リブ。
イーピンは、キックバックアクションを目的とした常吉テールを搭載し、リャンピンはハンハントレーラーにも採用された二叉のリャンピンテール仕様となっています。
同じシルエットで、異なった形状のテールによる微妙な違いを重要視しています。
イーピン・リャンピン共に3インチの極細ボディ、AD常吉ワーム4インチゆずりの鋭角リブ。
イーピンは、キックバックアクションを目的とした常吉テールを搭載し、リャンピンはハンハントレーラーにも採用された二叉のリャンピンテール仕様となっています。