常吉ワームシリーズは、単にストレートワームというだけでなく、ヘッド部分とテール部分、またその間のくびれの部分を各アイテムで最も適切にデザインしています。これにより、ヘッドに入力された力が、細いくびれ部分を伝わりテールを大きく動かします。
また、ボディのリブは水を逃がし過ぎることなく、適度な水噛みを実現しています。
【基本アクション】
基本的には常吉リグに装着し、連続的なシェイキングアクションで使用します。
さらに常吉ワームの威力を発揮することのできる、ハイパー常吉メソッドが存在します。これはウルトラライトタックルで、2~3ポンドのライン、マス鈎、1~3号のガン玉を使用し、魚を感じることを最優先させたタックルバランスで使用します。
フックからシンカーまでの間のリーダーを4~7cmにすることで、中層でのシェイク時にシンカーとワームは互いに引っ張り合い、独特のアクションを繰り返します。要するに、ワーム本体はテールをキックさせながら縦S字軌道(図1)を描きます。この時シンカーはタイミングをずらした変則縦S字軌道を描きつつ、同時にワームのアクションに追随してメトロノーム運動を繰り返します(図2)
それによってワーム素材のスローな動きとシンカーの小さくすばやい動きがミックスされ、スレきったバスに絶大な威力を発揮します。